温活よもぎ家のよもぎ蒸しは、岡山理科大学発バイオベンチャーマイスターバイオ(株)代表者である岡山理科大学理学部 臨床生命科学科 濱田博喜教授の指導のもと開発された商品です。
濱田教授の研究では、沖縄産のにしよもぎ(フーチバー)は、一般的なよもぎに比べて、抗酸化力において「数倍の効果がある」と言うデータも取れています。
一般的なよもぎ蒸しには、黄土で作られた素焼きの座器や壺が使用されていますが、菌の繁殖や汚れの付着などの防止を考えた場合、とても不安が残ります。そこで、リゾートホテルや温浴施設などで使われる陶器製のお風呂を作っている、実績豊富な陶器メーカーに相談したところ、よもぎ蒸しで使用する座浴器や壺は、菌の繁殖や体から汗と一緒に排出された老廃物の染み込みを防止するためにも、釉薬(ゆうやく)を塗った製品でないと問題が発生する可能性が高いことを教えて頂きました。座浴器は、安全性や耐久性を重視して設計を行い、また、スチームのまわりかたも考えて、何度も施策を重ねて完成した逸品です。
壺も熱の伝わり方や耐久性、そして遠赤効果が高まるように、特殊な遠赤土鍋用の粘土を使用して焼き上げています。
沖縄では、よもぎは「フーチバー」と呼ばれ、本土のよもぎに比べて香りや苦みもマイルドなのが特徴です。沖縄の方言で「フーチ」は病気を治す、「バー」は葉の意味。病気を治す葉という意味なのです。沖縄では八百屋やスーパーでもよく売られており、昔より少なくなったとはいえ、内地に比べたら圧倒的に食される機会は多いと言えるでしょう。
フーチバーは、にしよもぎと言う種類のよもぎで、沖縄の伝統的な農産物です。実は日本では約30 種類のよもぎが自生しており、種類によって薬効も違ってきます。カズザキヨモギやカワラヨモギが有名ですが、使用目的(食用、お灸用、お風呂用)によって最適なヨモギを選ぶ必要があります。